「オルタナティブ宗教」開発室チーフ
40歳・商社勤務+NPO理事
一般社会で「普通」に生きる自分の中の「違和感」に気付いてしまった時に、
もっと自分らしい生活がしたいと思うようになりました。
平日日中は企業で働きながら、れんげ舎の活動をしています。一般社会で「普通」に生きていると、どこかで自分を隠したり押し殺しているような部分があるように感じられ、その「違和感」に気付いてしまった時に、もっと自分らしい生活がしたいと思うようになりました。
そうは言っても、どこから何をしたらいいのかわからなかったのですが、同じような問題意識のある人たちとの会話や場があることで、考えたり行動するきっかけになることがわかり、参加しています。
人間関係や経済的な悩みは無かったのですが、このまま平坦な生活が続いていくのかというような空虚感がありました。
社会からドロップアウトしたいわけではなく、社会の中で自分らしく生きるということが、どのくらい両立できるのかと思っていました。2つの世界のバランスをとるのではなく、ちゃんと融合させたいと思っています。
行動や態度にあらわれてくることがよかったと思います。考えるだけなら一人でもできますが、他者の存在や場があることで、表出する自分も自分自身でいないといけないからです。
表出する自分が自分らしくあれば、周りの環境や人間関係も、それに合わせて作られていくことを実感しました。
自分自身や環境や関係性は変化するものなので、「これでOK!」みたいなゴールを作らずに、生涯問いをもって生きていたいなと思います。