生き方開発lab

メンバー紹介
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井上 幸

井上 幸

生き方開発lab事務局・動画制作担当
36歳・訪問介護員+一児の母

周りの期待に応えてばかりいた、作り上げた「嘘の自分」に気づき
より自分らしい生き方を創りたいと思い参加しています。

生き方開発lab参加のきっかけは?

私は、れんげ舎のメンバーで、現在は生き方開発labの事務局や動画制作などを担当しています。

関わり始めたのは学生の頃で、指導員(子どもたちの居場所づくりのスタッフ)として、活動に参加する中で、子どもたちとの間に壁のようなものを感じていたのですが、その原因が自分自身にあると気づきました。

普段から、優等生として振る舞うことが多く、周りの期待に応えてばかりいたのですが、ありのままの自分を大切にする活動の場においては、作り上げた「嘘の自分」が「壁」となり、うまくいかなかったのです。その経験を通して、「ありのままの自分」で生きることを大事にしたいという思いがあり、スタッフを続けることにしました。

生き方開発labの取り組みを通して、より自分らしい生き方を創りたいと思い参加しています。

井上 幸

どんな悩みや課題を持っていましたか?

2021年に出産し、初めての育児を経験しています。 自分のことよりも子どもを優先しなければならない場面も多く、ありのままの自分でいるよりも、「子どもの面倒を見る母」「夫が仕事の間家族を支える妻」でいることが増えました。

れんげ舎の活動を通して、ありのままの自分を大事にすることをやってきたにも関わらず、自分を見失いそうになり、焦りを感じていました。

井上 幸

入ってみてどんな点がよかったですか?
入ってから変化があったことは?

Labの取り組みの1つとして、オープンlabがあります。そこで、開発室の研究発表を聞き、参加者の方と話す機会があるのですが、その時間がとても貴重だと感じています。

開発室の発表を通して、家族について当たり前だと思っていたことがメディアや国の政策によって作られたものだということがわかり、土台から捉え直すことことで視野がひらけました。

また、参加している間は、「母」や「妻」という立場ではなく、「自分」としてその場に存在し、様々な思いを持った参加者の皆さんと関わることができる時間があって嬉しいです。

今後への思い

今後も、様々な人と「自分らしい生き方」について考え、実践していきたいと思います。

一人で頑張らなければと思ったり、失敗が怖かったり、環境を変えることに不安を感じることももちろんありますが、他者と関わり、何かを経験して初めてわかることがたくさんあります。

一見問題と思えることでも、それを丁寧に扱い、その背景にあるものを知ることで、自分の壁を乗り越え、自由になれるからです。